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コミュニティー・シェッド(メンズ・シェッド)
高齢男性のための新たな”居場所”
国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(JST-RISTEX)の支援を受け、2022年10月より「シチズンサポートプロジェクトによる社会的孤立・孤独の一次予防(研究代表者:伊藤文人)」をスタートしました。熊本県水上村メンズ・シェッド「寄郎屋(よろうや)」と札幌市西区メンズ・シェッド「ポッケコタン」の立ち上げ・運営を通して、高齢男性の社会的孤立・孤独の一次予防に取り組んでいます。作業療法士を中心に、保健学、心理学、医学、神経科学など多様な学問分野のメンバーと共同でコミュニティー・シェッド(メンズ・シェッド)の効果検証や普及活動に取り組んでいます。
主な共同研究者
松尾 崇史 先生(熊本保健科学大学)
髙島 理沙 先生 (北海道大学)
東 登志夫 先生(長崎大学)
森内 剛史 先生(長崎大学)
丸田 道雄 先生(長崎大学)
社会的つながりの可視化
クィーンズランド大学のAlex Haslam教授らが開発した社会的つながりの可視化ツール(oSIM: online social identity mapping)を日本語で利用するための研究開発を、名古屋大学の五十嵐 祐 先生などと共同で行っています。
主な共同研究者
Alex Haslam先生(クィーンズランド大学)
五十嵐 祐 先生(名古屋大学)
日道 俊之 先生(高知工科大学)
今田 大貴 先生(ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校)
孤立・孤独のメカニズム解明
東北大学東北メディカル・メガバンク機構やUK Biobankなどの国内外のビッグデータを活用し、孤立・孤独に関わる脳のメカニズム解明を行っています。
主な共同研究者
麦倉 俊司 先生(東北大学)
吉田 一生先生(北海道大学)
コミュニティーを基盤とした孤独・孤立予防の国際研究開発拠点形成
Institute for Community-based Loneliness Prevension (ICLP)
日英豪の3か国で「コミュニティーを基盤とした孤独・孤立予防の国際研究開発拠点(ICLP)」の設立へ向けて準備を進めています。3か国持ち回りでの国際シンポジウム、若手研究者を中心とした相手国への訪問・滞在や共同研究を通して、孤独・孤立予防のための国際研究開発拠点を構築していきます。
主な共同研究者
Alex Haslam 先生(クィーンズランド大学)
Catherine Haslam 先生(クィーンズランド大学)
Stevenson Clifford 先生(ノッティンガムトレント大学)
Niamh McNamara 先生(ノッティンガムトレント大学)
対人コミュニケーションの神経基盤
「相手からどれくらい好かれていそうか?」に関わる脳活動
「相手から自分はどれくらい好かれていそうか?」といった予想はどのように脳の中で行われているのでしょうか。相手との”相性”を事前に予測することはできるのでしょうか。スピードデイティングと呼ばれる短時間の会話を様々な他者と繰り返していく課題と脳機能イメージングを組みあわせ、こうした研究を行っています(Ito et al., 2020; Kajimura et al., 2021など)。
主な共同研究者
梶村 昇吾 先生(京都工芸繊維大学)
出馬 圭世 先生(高知工科大学)
印象形成の神経基盤
好みに関わる脳活動
他者に対する印象形成のメカニズムについて、脳領域間の結合解析(PPI)やドリフト拡散モデル(DDM)を用いた研究を行っています(Ito et al., 2022)。
主な共同研究者
青木 隆太 先生(東京都立大学)
吉田 一生 先生(北海道大学)
「嘘をつく」の神経基盤
嘘をつくには正しい反応を抑制する機能が必要となります。機能的磁気共鳴画像法(fMRI)などを用いて研究を行ってきました(Ito et al., 2011, 2012)。
主な共同研究者
阿部 修士 先生(京都大学)
藤井 俊勝 先生(東北福祉大学)
コロナ禍がもたらした作業療法士への影響の調査
生活面・心理面に着目した検討
日本作業療法士協会の支援を得て、作業療法士への新型コロナウイルス感染症の影響を調査させていただきました(Ishioka et al., 2021; Sawamura et al., 2022; Ito et al., 2022)。職場からの適切な情報提供などのサポートがメンタルヘルスの維持だけでなく、治療の質の維持にも貢献していることが明らかとなりました。
主な共同研究者
澤村 大輔 先生(北海道大学)
石岡 俊之 先生(埼玉県立大学)
協力機関:日本作業療法士協会